台北賓館です。
ここは初めて来た時、外から眺めるだけでしたが、その後一般公開日が毎月あると知って、改めて訪れました。西洋風の建築で重厚感がある魅力的な建物で、どうしても中を見てみたかったです。裏庭には池もあり、敷地は広いです。各部屋を回りながら当時の様子が感じ取れます。
ここは1895年〜1945年の日本統治時代の建築物の一つで、資料によると1899年に着工し、現在の形に至ったのは1913年の様です。当時の日本総督官邸であり、迎賓館としても使われたそうです。内装は非常に豪華で、皇太子時代の昭和天皇も泊まられたとのこと。第2次世界大戦後、中華民国に引き渡され、1950年以降迎賓館として使われています。1952年4月28日の日華平和条約はこの建物で調印されたとのことです。月1回一般公開され、中を見学できます。必見です。
撮影機材はRICOHのGXR。A12MOUNTにVoigtlander 12mmを着けて撮りました。このパターンが多いです。
【MAP】
台湾駅から歩いて20分くらいの228平和公園、台湾総統府の付近です。
台湾博物館を見て、228平和公園を抜け、台北賓館と台湾総統府を見て歩く日本建築物見学コースも良さそうです。また中正紀念堂も近いです。この近辺は見どころが多いです。
設計は福田東吾、野村一郎、森山松之助とのことです。
裏側です。
豪華な印象の階段
迎賓館らしい趣きです。
パーティー会場でしょうか?
部屋が多いです。
日華平和条約の調印がここで行われたとのことです。
見ておくべき場所と思いました。
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