台北の国立台湾博物館です。
書いていて懐かしいですが、中国語を台北師範学校で勉強していた頃、近いのでよくここに来ました。本館と別館に分かれますが、私は恐竜の化石が建物内部いっぱいいっぱいに展示されている別館が好きでした。2Fに喫茶店があり、恐竜の化石を見ながらコーヒーが飲めます。別館は外観から博物館と気づかない人も多いかもしれません。
本館は明治41年(1908年)の日本統治時代に、第4代台湾総督児玉源太郎と民生長官後藤新平を記念するため、「児玉総督後藤民政長官記念館」として建築されたとものとのこと。なお現在の建物は大正4年(1915年)に完成したものとのことです。内部の列柱と建物内部には、イタリア産の大理石がふんだんに使われているとのことで、中華民国による台湾接収後の1949年に「台湾省立博物館」と改称し、1990年に現在の名称となったそうです。別館は2010年に前台湾土地銀行、(旧日本勧業銀行台北支店)ビルをリニューアルしたものとのこと。いずれも日本統治時代の建築物とのことです。台北には日本統治時代の建物が点在しています。
台北駅で降りて、三越の脇の道を直進して突き当たりの場所です。二二八平和公園内にあります。別館は道路を挟んで向かいにあります。
【MAP】
こちらは本館です。
台湾博物館本館の入口です。
本館は天井にステンドグラスがあります。列柱はイタリア産大理石とのこと。
窓から見える通りが三越の脇の道です。台北駅に続きます。
こちらは別館。旧台湾土地銀行の建物です。本館と道を挟んだ向かい側にあります。
別館の建物の中いっぱいいっぱいに、恐竜の化石が展示されています。
草食恐竜を襲う肉食恐竜の構図ですね。
2Fからも良く見えます。
2Fの喫茶店。恐竜の化石を見ながらコーヒーが飲めます。
本館は二二八平和公園内にあります。
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