中国:蘇州 留園(リョウユエン)世界遺産

中国
撮影:RICOH GXR A12MOUNT+Voightlander 12mm

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中国四大庭園で世界遺産の留園です。
蘇州には有名な庭園がたくさんあります。1997年に拙政園、留園、網師園、環秀山荘、2000年には滄浪亭、獅子林、藕園、藝園、退思園の合計9つの庭園がユネスコの世界遺産に登録されたとのことです。また留園は国家5A級観光地でもあります。なので、せっかく蘇州に住んでいるので留園を見に行きました。しかし残念ながら、もともと庭園を見る目が養われておらず、確かに立派なのですが、世界遺産の庭園とそうでない庭園を見比べても私には違いがわからないのが正直なところです。

資料を見ると、留園は中国四大庭園の一つで(北京の頤和園、承徳の避暑山荘、蘇州の留園と拙政園)、明時代の1593年に王朝の役を免官された徐泰時という人物が造らせた個人庭園。当初は東園と呼ばれていたとのこと。その後荒れ果てましたが清時代に劉恕という人物が再建し劉園と改名され、後に民衆にも開放され観光地となったとのこと。しかし清時代の太平天国の乱の影響で再度荒れ果て1876年に盛康という人物が買取り再建し留園と改名。更にその後も日中戦争の際には軍馬を養う場所にまでなり下がり荒れ果てたとのこと。そして中華人民共和国になって以降、蘇州市が引き継ぎ修繕して1954年より一般開放、現在に至るということで、世界的名園にも何度も存続の危機があった模様です。

留園は庭園と邸宅が一体化しており、庭園内の建築物によってエリア分けする構造になっているとのこと。またその複雑な配置から「園中に園あり、景外に景あり」と言われ、庭園芸術の傑作と讃えられているそうです。
またここには江南庭園の中でもっとも美しい太湖石の名石「冠雲峰」があるそうですが、私は全く気づかず通り過ぎておりました。確かに石はありました。。。これではダメですね。
是非、庭園のわかる方に訪れていただきたい場所です。紅葉の時に来ればもっと感動した様に思います。

撮影機材はいつものRICOH GXRです。A12 MOUNTにフォクトレンダー12mmを付けて撮影しました。

【MAP】
地下鉄1号線の養育巷駅で下車して、学士街バス停で游1線バスに乗って4駅目の留園バス停で下車。
山塘街に近いロケーションなので、地下鉄2号線の山塘街駅付近の市立医院北区バス停で317路、または34路バスに乗って留園バス停で下車でも行ける。

撮影:RICOH GXR A12MOUNT+Voigtlander 12mm

いずこも、なかなか味ある風景でした。

撮影:RICOH GXR A12MOUNT+Voigtlander 12mm
撮影:RICOH GXR A12MOUNT+Voigtlander 12mm

壁の窓を額縁に見立てて。

撮影:RICOH GXR A12MOUNT+Voigtlander 12mm

壁にこういう窓?が多々ありました。これも楽しめます。

撮影:RICOH GXR A12MOUNT+Voigtlander 12mm
撮影:RICOH GXR A12MOUNT+Voigtlander 12mm

家屋、池、樹木、石。日本庭園と要素は同じですが異なる趣。こちらも手入れは大変そうです。

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